東京大学大学院 システム創成学専攻 粟飯原周二研究室


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我が国は天然ガスの大半を輸入に依存している.遠隔地からの輸送には液化天然ガス(LNG)による輸送が適しているが,近距離の輸送にはパイプラインによる輸送が効率的である.海に囲まれている我が国では海底パイプラインの敷設が必要となる.当研究室では,海底パイプラインの信頼性に関する研究を開始した.

海底パイプラインが万が一損傷を受けた場合を想定して高速き裂伝播の挙動を予測して,これを防止する設計をする必要がある.海底パイプラインでは周囲の水の影響によりガス減圧が遅くなる可能性があること,また,パイプ壁の内圧による急速変形が抑制される可能性があることから,陸上パイプラインとは異なった評価が必要となる.左記の視点を中心に計算モデルを開発中である.

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