東京大学大学院 システム創成学専攻 粟飯原周二研究室


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CCS(Carbon Capture & Storage)用のパイプラインでは,EOR(Enhanced Oil Recovery)用のパイプラインとは異なり,直接の利益を生み出すことはないので,CO2輸送に対する極限のコスト低減が必要である.石炭火力発電所や製鉄所などのCO2排出か所と海底下帯水層の間をパイプラインで結び,CO2を輸送する際,パイプラインルートの最適化によりトータルとしての輸送コストを低減することが考えられる.

当研究室で行っている演習プログラムにおいて,CO2必要量を輸送するためのパイプの諸元や強度設計をCO2ガスに含まれる不純物ガス成分を考慮して検討することに加えて,パイプラインの輸送コストを低減するための最適ルートの選定方法についても研究を行っている.

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CO2輸送パイプラインの研究
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