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Think! Energy. 天然ガス資源は主に極低温で液化しLNG(Liquified Natural Gas)と呼ばれる状態にして輸入され、現在では我が国の電力供給の45%を担う極めて重要なエネルギー資源です。当研究室ではLNG安定供給のための貯槽・輸送の最適ネットワーク設計条件と特に耐破壊特性面での信頼性を確保できる先進材料を追求します。
LNG備蓄技術を考える LNGは-162℃という極低温で冷やし続けなければ液体として保持できません。そのため貯槽中の気化損失とその高い回収コストから経済的観点より長期保管には向かないとされ、常温で保存できる石油のような備蓄政策は実現されてきませんでした。ニーズが高まっている今、備蓄の方式とそれに適した安全性・経済性を最適化した材料・システムを提案します。 詳細はこちら
溶接継手の不均質性と動的破壊 身の周りの大型構造物を見てみましょう。建築・橋梁・大型重機・船舶、殆どは鋼材を用いて互いに溶接し組み立てて製作しています。地震などの外力に対して壊れないよう構造物を健全な状態に維持することを考えた時、溶接部はまさに構造物の要ですが、それだけではなく溶接部に強度などの材料特性を組み合わせ、ハイブリッド多機能な積極設計を検討します。 詳細はこちら
高速破壊現象の解明 鋼材もひとたびぜい性破壊といわれる不安定現象を引き起こすと1000m/sを超えるき裂のスピードで一瞬にして全体崩壊してしまいます。破壊事故防止のため、これまで多くのメカニズム・工業的な研究がされてきましたが、未解明領域が多く残されているのも事実です。理解深化のブレークスルーにより新たな材料・構造設計の開拓を目指します。 詳細はこちら